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2024年02月17日

バレンタインボッチは聖人!?バレンタインについて

皆さんこんにちは!+RIVERPOOL 埼玉ちちぶ スタッフの町田です。

さて、皆様はバレンタインをいかがお過ごしでしたか?
バレンタインチョコと赤いリボン
自分にとって大切な人と過ごした方もいらっしゃると思いますし、僕みたいに独りで過ごした方もいらっしゃると思います。

正直なことを申しますと、僕は今までこのイベントとは無縁の生活を送ってきましたし、あまり好きでもありません。

ですが、バレンタインの事をよく知りもしないのにバレンタインを好きだとか、嫌いだとか言うのは外見だけで人を判断しているのと同じようにあまり良くないことだと思うんですよね…

もしかしたらバレンタインの事をよく知れば好きになるかもしれない…という、淡い希望を抱いた僕は今回「バレンタイン」について調べてみることにしました。

バレンタインの由来

そもそも、バレンタインというイベントはどこから始まったのか?

今では女性が好きな男性にチョコレートを渡すついでに想いも伝える、というカップル誕生する割合が最も高い日と言っても過言ではないと思います。

このようなカップル限定イベントがどこから始まってしまったのか…調べてみた結果その起源はなんと3世紀(西暦269年頃)のローマまでさかのぼることになりました。

当時のローマ帝国の皇帝「クラウディウス2世」は故郷に残した恋人や家族のせいで若い兵士の士気が下がっているという認識をしており、そのことから「結婚することを禁ずる」というかなり滅茶苦茶なルールを作ってしまいました。

当時のローマ帝国では皇帝のルールは絶対で、逆らえば「死」を意味します。

そんな絶望的な状況の中、皇帝の出した絶対的なルールに抵抗した人がいました。

キリスト教の司祭「ウァレンティヌス」です。

ウァレンティヌスは皇帝が出したルールのせいで結婚できずにいる若い兵士を大変哀れんでおりました。

そこで彼はなんと皇帝の政策に背き、若い兵士の為に隠れて結婚式を開いたのです。

しかし、ウァレンティヌスが結婚式を隠れて開いているという噂はやがて皇帝の耳にも流れてしまいました。

このことを知った皇帝は当然ながら激怒し、もう二度とこのようなことをしないようにと、さらにキリスト教からローマ宗教に改宗するよう求めました。

自分の命を顧みず愛に尽くすその姿勢はまさに「聖人」と呼ぶにふさわしい人物でしょう。

その後の人々は彼の勇気ある行動を讃え、愛の守護聖神「聖バレンタイン」として祭ることになり、彼が処刑された日を「聖バレンタインデー」と呼び祈りを捧げました。
小さな天使の祈りと灯
また聖バレンタインデーが祈りを捧げる日から、現在のカップル専用の日になったのには諸説あるそうで、最も有力と言われている説が、「女神ユノの祝日」だそうです。

もともとローマの2月14日には「女神ユノの祝日」というものがありました。

女神ユノとは家庭と結婚の神様と呼ばれているそうで、「女神ユノの祝日」では翌日に控えた「ルぺルカリア祭」で一緒に過ごす異性をくじ引きで決めていたのだとか。

そこに聖バレンタイン伝説が加わり、現在のような恋人同士がプレゼントを渡しあう、愛の告白をするというカップル限定のイベントに発展したそうです…

ちなみに「ルぺルカリア祭」の内容についてはかなり刺激的な男女の内容となっておりましたので、この場ではいったんスルーしておきます…(気になった方はぜひ調べてみて下さい…)

ここまでお話しした内容がバレンタインの起源となるものなのですが、実はバレンタインにチョコを渡すのは日本特有の文化だということを皆様ご存知でしょうか?

そこで、ここからは世界各国のバレンタインの文化をいくつか紹介していきます。

・イタリア「恋人たちの日」
 男性から女性にプレゼントを贈るのが一般的。中でも一番人気のプレゼントは「赤いバラ」だそうです。またウンブリア州にはヴァレンティヌス司祭が眠る教会「バジリカ・ディ・サン・バレンティーノ」があることから、世界中のカップルが愛の守護聖神の祝福を求めに訪れるのだとか。

・アメリカ「愛と感謝を伝える日」
 恋人や夫婦が普段とは違うロマンチックなデートをして過ごすのが一般的。男性が女性にチョコレートや、スイーツ、花束、ぬいぐるみ、ジュエリーなどをプレゼントします。家族同士でもプレゼントを交換し合うそうです。
またアメリカで市場規模が最も大きいイベントはバレンタインなのだとか。

・フランス「恋人たちのお祭りの日」
 フランスのバレンタインデーはお互いの愛を確かめ合う日として浸透しております。プレゼントは一般的に赤いバラを贈るケースが多いそうで、その他も香水やジュエリーなども人気です。またフランスのバレンタインデーは恋人たちだけのものであり義理チョコや、友チョコは存在せず、チョコ=「本命チョコ」一択だそうです。
これなら僕みたいに勘違いしないで済みますね。

・メキシコ「愛と友情の日」
 メキシコのバレンタインデーは基本的に男性が女性をエスコートするのが一般的で、レストランの予約やイベントの主催などはすべて男性が行います。プレゼントは恋人同士で贈り合うそうでお互いの気持ちを表せるもの(メッセージカードやバラの花、ぬいぐるみなど)を贈るそうです。また中にはのプレゼントをする方もいるようです。流石「情熱の国」と言われるだけありますね。

・フィンランド「友達の日」
 最後にフィンランドのバレンタインの文化を紹介していきます。フィンランドではバレンタインを恋人の日ではなく友達の日「フレンズデー」として過ごしており、友達同士でプレゼントを贈り合いお互いの友情に感謝するそうです。街で行き交う人々には「ヒュッバユスタヴァン・パイヴァ」(良いお友達の日を)という声をかけあい、心温まる1日を過ごしております。
素晴らしい文化ですね…

今回バレンタインについて調べてみて、フィンランドはバレンタインをカップル専用の日ではなく友達の日にすることで全員が楽しむことが出来る、という文化は個人的に素晴らしいと思ったので、今後は海外移住もバレンタイン対策の1つに入れていきたいと思います。

まあ、友達もそんなにいないんですけど…

ですが、バレンタインの起源となった「ウァレンティヌス司祭」の愛に尽くした人生には心を打たれました。

バレンタインを他人の為に働くというのは、いわゆる他人の愛の為に尽くしているわけです。

それはつまり愛の守護聖神「聖バレンタイン」同様の心構えで過ごしているわけです。

ですのでこれからのバレンタインをもしお独りで過ごす方がいらっしゃいましたら、そんな自分を恥じるのではなく、むしろ誇りに思って過ごしてみてはいかがでしょうか?